ハーモニーフィールズ

ノルディック・フォークトリオ「カウナン」は、コントラバスニッケルハルパ、ハーディガーディ、様々なリュートやリラ、バグパイプといった古いスタイルの 民俗楽器や音階、中世のバラッドなどの曲、北欧神話といった素材を用いて、キリスト教以前の北欧の世界観を再び目覚めさせた。

彼らは、現代も変化し続けている北欧伝統音楽の、その源である古い時代の音楽に新たな命を吹き込んだ。 素材となる歌の収集や演奏活動の9年間を経て、2017年、ノルウェーのレーベル「BY NORSE MUSIC」からデビューアルバム「FORN」をついにリリースした。

2017年には、カウナンはドイツ、スウェーデン、フランス、オランダでコンサートを行った。 聴衆は彼らの優れた演奏だけでなく、「古楽」的なアプローチに新たな風を吹き込んだ彼らの背後にある原動力と古いものが持つパワーに魅了された。

カウナンは単にポルスカを演奏しているのではない。曲の中にあるスピリットまでもを蘇らせているのだ。