ヴォーカル、フィドル
スウェーデンフォークミュージックの国立フィドル演奏者。ノルウェー室内管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、イェーテボリ交響楽団。
1994年 Nordan ProjectでECMよりリリース。 スウェーデングラミー受賞。
2004年 Frifot “sluring” スウェーデングラミー受賞。
2006年 ソロプロジェクト AlvdalensElektriska でスウェーデングラミー受賞。
2011年より、スウェーデン王立アカデミーのメンバー。
スウェーデン中部ダーナラ地方の山間のエルヴダーレンに近いエヴェルツベリという小さな村の出身。 幼い頃より、伝統文化や音楽を大切にする大人達に囲まれ育ってきた。そして18才になった時、ストックホルムに下り立ち、クラシックとジャズを学ぶ。 その後89年にはフォーク/トラッドのソロ・アルバムとジャズ・アルバムをリリースする。もはやレーナは北欧トラッドフォーク・シーンの女王と呼ぶに相応しく、 その素晴らしい歌唱は、世界中のありとあらゆるジャンルの中でも最高の歌い手のひとりだといっても過言ではないだろう。
ベース
1992年 Jan Johansson Scholarship スウェーデングラミー受賞。
1994年 Jazz Kannan スウェーデングラミー受賞。
1996年 Bobo Stenson Trio “Reflections” スウェーデングラミー受賞。
2010年 スウェーデンの王立音楽院ジャズ賞を受賞。ヨーテボリ大学音楽演劇アカデミー教授。ヘルシンキのシベリウス・アカデミーの客員教授。
スウェーデンの作曲家、著名なコントラバス奏者。国際的に非常に現代的な即興音楽の分野内で尊敬されている。音楽大学教授でありながら、 ヨーロッパ圏において即興の演奏家の第一人者である。彼はECMがリリースする スカンジナビアのジャズ・アーティストとして最も信頼されるプレイヤーで、数多くのアルバムに参加している。
唄、二十五絃箏
2010年デビュタント賞受賞。国際交流基金により、2000年スウェーデン・2007年アフリカツアー等 海外公演18カ国。
かりんが主に奏でるのは二十五絃箏。その美しい形や音域の広さは豊かな表現を生み出し、その演奏は魂を揺さぶるような圧倒的な世界観を持つ。 音楽一家に育ったかりんが、両親の知人であった野坂惠子氏を訪ね、彼女が考案した二十五絃箏にであったのは中学生の時。東京芸大では古典の十三絃と地唄三弦を学び、 卒業後、箏の音色と自分の声でうたをつくっていくことを決意。原点は日本の田植え唄だ。そこには日本人のグルーブがある。日本で育った楽器で、日本人の血を持つかりんが自分の言葉で歌う。 即興的な柔軟さを持ち、邦/洋/民族楽器、ジャズ、現代音楽、弾き語り、役者、ダンサー、絵描き、ジャンルや楽器を問わず様々な芸術家と共演。 音楽公演の他に、舞台役者・音楽監督、画を描くなど幅広く活躍中。