ハーモニーフィールズ

プロフィール

ロシア、サンクトペテルブルグで民族音楽愛好家グループが、2005年に自然偶発的にオタヴァ・ヨを結成した。 結成当初から、忘れ去られたロシアの伝統曲や歌を復活させ、更には、音楽を愛する全ての人々に、開かれた新しい解釈のロシア民族音楽を創り出したいと考えていた。

バンドメンバーはそれぞれがオタヴァ・ヨとは違ったプロジェクトを持ち、個別に音楽活動もしているが、オタヴァ・ヨでは既存のコンセプトを保つ必要性がなく、 メンバーはなんでも自由に演奏している。オタヴァ・ヨのルールは「楽しみ、結果的には笑えていること」なのである。

オタヴァ・ヨの音楽は奔放さとユーモアに溢れるが、真摯に音楽と向き合い自分達の音楽を追求・表現しようとしている。 また、伝統的なロシア楽器を使用し、度肝を抜くような激しい演奏で観客を驚かせ魅了する。 オタヴァ・ヨはロシアの民族音楽が退屈でつまらないという常識を撃ち破ろうとしている。

世界各地のフェストティバル/コンサート

メキシコ、フランス、エストニア、ポルトガル、ラトヴィア、スロヴァキア、ポーラン ド、ドイツ、オランダ、オーストリア、フィンランド、ベルギー、インド

2014年 Womex公式ショーケースに選出
2014年 中国上海Sound of Xity並びにStrawberry Festival
2015年 アメリカツアー
2016年 英国ツアー、Womad summerに出演
2017年 インドツアー

受賞歴

・ブラチスラヴァ(スロバキア)ユーモアアカデミー賞を受賞。
・2015年「Sumetckaya」で<ワールドミュージック・ネットワーク>ビデオチャートで1位を獲得。
 再生回数1200万回(2018年1月現在)
・2017年 ニューヨーク・インディ・フィルムアワード
 Oh, Dusya, my Marusyaで、ベストミュージックビデオ賞の最高賞であるダイヤモンドを受賞
 NYC Indie Film Awards / Best Music Video / Diamond Award
・各地で歴代CD売り上げを塗り替え、エストニアの大統領と会談

オタヴァ・ヨを語る

オタヴァ・ヨはロシアの奇跡! 彼らは民族音楽をとても魅力的に扱い、スラブ気質の勢いと情熱でコンサートホール全体 を自分達のものにしてしまった。 想像して欲しい。 か細い男性陣が伸びきったヨレヨレのT-シャツを身にまとい、毛皮の耳 たぶ帽子の耳を羽のように動かしながら演奏し踊っているのを。笑えてしまう。 そんな中彼らは炎のように燃え上がるアツイ音楽を繰り広げるのだ。
ー Ando Kiviberg (Viljandi Folk Music Festival / General producer) より

オタヴァ・ヨは皆さんが良く知っているような曲もオモシロおかしく、そして素晴らしい方法でアレンジし直すが、私は彼らが真面目に作り直したかどうかということについては筆舌し難い。 つまり遊びながら、面白がりながら作業をしているように感じる。オタヴァ・ヨはロシアの民族音楽を自由奔放なダンスミュージックとして、ロシアの新しいビートとして生まれ変わらせたのである。
ーOleg Bobrik より

ロシア民謡、パンク、ロック、映画音楽、アニメ音楽、ワールドミュージックを内包する彼らの音楽は突如として、エストニアとロシアの間の争いやその他多くの問題を置き去りにして、 人々がただ音楽を楽しみ、そして共に時間を過ごす為に存在している。
ー エストニアの音楽出版社評