ハーモニーフィールズ

ウェーデンのオンゲルマンランド地方で育つ。 その繊細でありながらも力強い歌声は、スウェーデンで最も優れたフォークシンガーの一人に数えられ、ソリストやバンドとしてスウェーデン国内外で活躍。 ソングライターとしての才能もさることながら、楽器もフルートとオートハープを演奏する。

17歳の時に70年代の先駆的バンドのフォーク・オック・ラッカレ(Folk och Rackare)のLP盤を買った のがウリカのフォークミュージックとの初めての出会いであり、何にも影響されない歌唱法、オールドファッションで詩的な歌詞、 美しいメロディ、色彩豊かなアレンジに深く心を動かされた。そして、歳を重ねるにつれてフォークミュージックへの深い愛が育まれた。

ウリカはオンゲルマンランド地方の忘れ去られた古い歌を調べ集め、その歌によって自分の生まれ育った土地の古い方言をたくさん学んだ。オンゲルマン地方の古い歌は、 彼女のソロのレパートリーになり、また心の中に特別な居場所として居着いている。伝説のグループ「ラーナリム」はウリカの長年の主要バンドであり、エネルギッシュな バンドは北欧を超えてアメリカ、ベルギー、ドイツ、日本、南米のツアーも経験したが、2009年のクリスマスツアーを最後に解散。

2013年の秋、ウリカの新しいバンド「ウリカ・ボデン・バンド」が誕生し、アルバム「Kärlekssånger(フォーク・ラブ・ソング)」をリリースした。 静かで美しい歌と、エネルギッシュでノリのいい曲が収録された曲は プレス等で多くの素晴らしい評価を受け、その年のマニフェスト賞のフォーク部門を受賞、またフォーク&ワールドミュージックガーラのベストCD部門にもノミネートされた。