ハーモニーフィールズ

プロフィール

南フランスの町カンヌ出身のジル・エグロは非常に若い頃から声楽を学び始め、フランス歌曲専門の歌い手となった。 形成期にミュージカル・シアターに出演していた頃、彼女はビゼーやオッフェンバックのような作曲家によるオペラ・コミックに特に興味を持つようになった。

しかしコンサート・シンガーとしてのジルの評価がフランス国内で高くなって行ったのは、国内TVの有名なショーへの出演がきっかけだった。 その後、彼女は米NBCのTVドラマ『探偵レミントン・スティール』に歌い手役として出演し、ピアース・ブロスナンとも共演。

次に彼女を待っていたのは有名なデッラルテ・シエのニース公演での女優/歌手としての役。 そしてアヴィニョン演劇祭で演じられた“La Rue, Brel est Vivant、Il Habite aux Marquieses”、“Les Enchantées”や“Sur La Butte”といったショー、 そしてジャック・ブレルに特別な敬意を払ってカンヌの町で演じられた作品などに次々と出演した。

2006年、彼女は映画『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』の監督オリヴィエ・ダアンによってエディット・ピアフの歌声を担当する歌手にキャスティングされる。 その映画の中で彼女はピアフの作品を歌唱する役どころを任された結果、世界的な評価を受けるに到る。大ヒットした映画の後も、ピアフのナンバーを中心にしたコンサートを行い、多くの人々を魅了し続けている。