ハーモニーフィールズ

ナムガル・ルハサラノワ Namgar Lkhasaranova

ヴォーカル/ヤタガ/口琴

ブリヤート共和国(ロシア)出身。 父の代から遊牧民であるブリヤート族に古来から伝わる歌や踊りを再現。また、バイカル湖を中心に、太陽、月、木、風、雲、馬といった自然神を崇めるシャーマンの歌 を再発掘し、新たなリズムを加えて再現。 ロシアの名門グネーシン音楽アカデミーのジャズ・現代音楽科を卒業(モスクワ市)。 ブリヤート共和国をはじめとするモスクワなどロシア国内は勿論のこと、フランス、オランダ、デンマーク、ドイツ、カナダ、アメリカやマレーシアなどで一世を風靡する。 ノルウェーの有名なエスニック音楽フェスティバル「Riddu-Riddu リドゥー・リドゥー」ではカナダのJerry Alfred、Lucie Idlout、ノルウェーのMari BoineやAnneli Drecker といったワールドミュージックの大御所たちと共演した。 ブリヤート共和国功労芸術家、アギンスキー自治州功労文化人ロシア=ノルウェー文化財団「北方の世界」のアートディレクターでもある。

エフゲニー・ゾロタリョーフ Eugenii Zolotarev

チャンザ/ベース/コーラス

ブリヤート共和国のウラン・ウデ市出身。 祖先はロシア帝国時代にシベリアへ送られたポーランド系の貴族。 国立東シベリア文化大学卒業。 元来はウラン・ウデのバンド“SELENGA”でベースとして活躍。 そしてナムガルがSELENGAにヴォーカルとして参加したことにより、ビートのきいたワールドミュージック系バンド“NAMGAR”を結成。 ロシア国内外で活躍。蛇の皮を張ったサン弦楽器のチャンザの名手。

ティムール・ゾロタリョーフ Timur Zolotarev

ギター/コーラス

ティムール・ゾロタリョーフは1992年にモンゴルとの国境沿いにあるブリヤートの 小さなステップの村で生まれた。彼の母系の祖先はブリヤート人で、父系では ロシア人とポーランド人の血が混ざっている。モスクワの大学を卒業(専門は 社会学)後、ミュージシャンへの転身を決意。幼い頃から音楽が好きで、歌手 である祖父と母親(ナムガル)の影響を受けてブリヤートの民族音楽を聴きながら 育った。学校機関での音楽の専門教育は受けていないが、様々なミュージシャン 達からレッスンを受け、演奏テクニックに磨きをかけている。 2011年からグループ「ナムガル」のギタリストとして活躍。ロンドンのトラファルガー広場で の演奏、2014年に行われた「ナムガル」のカナダ公演ツアー、2015年の中国南部公演 ツアー(上海、広州等)、ロシア国内の公演やフェスティバルにも参加。 現在、モスクワの音楽大学への入学に向けて準備を進めており、数少ない若手 ブリヤート人のワールドミュージックの期待の新星の一人として注目を集めている。