フィンランド北部出身のサーミ人アーティスト。ソロの2作品は、ワーナーミュージックからリリースし、世界流通で紹介されている。
特にアルバム Ruossa Eananは、日本でも話題となった「atriumレーベル」の中でも、象徴的な作品として紹介されており、日本でもmusee(タワーレコード誌)などで高い評価を受けた。 2008年には、「第30回記念サッポロ・インターナショナル・ナイト」に招待され、メインパフォーマーとしてヨイクを披露した。
ウッラは、ウルスラとトゥーニのランスマン姉妹が結成した、女性ヨイクグループ「アンゲリ・テュトット」で長年活動し、ヴァルティナの要素の音にヨイクの歌声を織り交ぜたことでも 人々の注目を集めた。
その後、ソロ活動を開始。 ヨイクの 魅力をより多くの人に知ってもらうため、チェロやシンセサイザー、サックス、ギターといった楽器とヨイクとのコラボレーションを積極的に行う。 とりわけ、ノルウェー人プロデューサーで トランスヨイクのメンバーでもあるフローデ・フェルハイムとの活動を盛んに行う。
ウッラは、「フローデは私のヨイクに最も相応しい風景を作り出してくれる編曲家」だという。ウッラの感情豊かなヨイクと新しい音楽要素を取り入れたコラボレーションの素晴らしさに 多くの聴衆を魅了し続けている。