ハーモニーフィールズ

スウェーデン語で「スペルマン」は演奏する人のこと、「ステンマ」は集まりのこと。 小さな村や自然の中で、気軽に誰もが参加できる、地域の音楽のお祭りのことです。 教会の隣の小さな野原で小さく開催する時もあれば、 森と草原が広がる自然の中で 川で顔を洗ったり、寝袋で寝たりしながら数日続く大規模なものもあります。

こうした音楽のお祭りでは、もちろん、その土地に古くから伝わる伝統曲がメインです。 納屋やステージではライブ演奏もありますが、「ステンマ」は、誰もが自由に音楽を楽しむ集まりなのです。 野原の隅やベンチで、気ままに一人で、また友人と弾いていると、不思議と人が集まってくるのです! 演奏が上手とか初心者とか関係ありません。 「その曲 知ってる!」と一緒に弾く人、それを楽しそうにそばで 見る人などで人垣ができるのです。 そんな場では、初めて会った人とも一体感を感じてしまうものです。 そして、そうした伝統曲にあわせて踊りたい人には、そのスペースもあります。 伝統曲もダンスも初めてだけど 少しだけ体験したい!という人のために、ワークショップが開催されることもあります。

音楽もダンスもしないけど、あちこちで聞こえる音楽や雰囲気を楽しんでのんびり過ごすだけという人もたくさん。

そして、このスウェーデンの「スペルマンス・ステンマ」のように、 聞きたい人は聞く、弾きたい人は弾いて 踊りたい人は踊り、音楽と共にしたいことだけする。 音楽と共にゆっくり時間がすぎるのを楽しむ。 そんな時を一緒に過ごしませんか?

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